黙ってオレのモノになってね。



私と美神君は、ベッドに寝てる来栖君に近づき、手を握った。


「来栖君って優しんだよね、すっごく友達想いで、お節介で、なのに...いつも厄ばかり引いて。


でも、今度は厄引かないように、大きなお守り作って来栖くんの事守ってもらうから。


今は、ちょっと汚れてるけど、さっき洗ったから大丈夫だから、このお守りで我慢してね」


手に持っていた、私のお守りと美神君のお守りを来栖君の手の内に入れギュッとした。

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