黙ってオレのモノになってね。
「美神君、もう一杯紅茶飲みますか?」
「じゃ~貰える?」
座っていた椅子から立ち上がりキッチンに立つとケルトでお湯を沸かし
この間、母さんが貰って来た私の大好きな桜の紅茶を淹れよう。
...それと桜紅茶に合う焼き菓子が冷蔵庫に入ってたんだよね。
冷蔵庫から焼き菓子を取り出しお皿に乗せるとクルンと向きを変え
テーブルに持って行こうとした所で何かにぶつかり
手に持っていたお皿を落としそうになると美神君が私の手を両手で押さえた!?
「る~」