黙ってオレのモノになってね。
そう言えばカレーが上手く出来なかったら、どうしようって思って、おにぎり持ってきてたんだ。
急いでテントに置いてあるナップから
おにぎりを取り出したき火の前に座ってる来栖君の前に出した。
「はい塩味だけど食べて」
来栖君は、嬉しそうに、おにぎりを手に取ると「ありがとうな」そう言って美味しそうに食べ始める。
「琉花って女子力高いよね。私も見習いたい」
清香ちゃんが、そう言うと肘で私をつつき
来栖君の横に座って食べてる、おにぎりを摘まみながら2人して笑っていた。