黙ってオレのモノになってね。


「清香ちゃん、ちょっとトイレに行ってくるね」


ナップを手に持ち外に出ようとした。


「ナップ持って何処に行くの?」


「あ、えっとアレ...そうアレになりそうだから」


「アレ?」
「そうアレ」
「あ、そっかアレね」


清香ちゃんに手を振り美神君のテントの場所に行くと周りにダレもいないか確認。


...ただ置いとくと変だよね。


食べてくれるか分からないけどメモ用紙に『食べて』って書いて...後は、もういいかな?


カレーとおにぎりをテントの前に置いて...


「美神君食べてくれるかな~」


ダレかが来た!?


急いでテント裏に隠れると深呼吸し自分のテントに戻って行った。




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