黙ってオレのモノになってね。
『えっとね、凄くカッコよかったけど全然知らない人だし...せめて友達からとか知り合いとか~でも告白されるのは、心臓がドキドキして震えるぐらい嬉しんだよ!』
『え~もったいない。美木君だよ学校でも5本の指に入るイケメンで誠実が売りの王子様だよ?私だったら即付き合いますって言っちゃう~』
美木君って言うんだ。名前聞くの忘れてたよ。
『イケメン王子でもムリだよ...』
『ほんと面食いだよな~琉花の目に留まるぐらいのイケメンってどんな人なのよ~』
それは...
今でも忘れないフワフワした髪にクルンとした大きな瞳。まるで絵本から飛び出してきた王子様。