黙ってオレのモノになってね。


良し2人に追いつこうかな~


お尻をパンパンはらい道に戻ろうとした所で声が聞こえて来た。


「ね~美神君、最近、遊んでくれないけど、どうしてだと思う?」


「知らない」


「やっぱり好きな人出来たからじゃないの?」



「そんな事無いよ、美神君は真剣に恋なんてしない」


「どうして?」


「だって美神君は、中学の頃...」


思わず隠れなくてもいいのに大きな木の後ろに隠れ声が遠くになっていくのを確認。


大丈夫。
よし登ろう。


ポケットにしまった地図を取り出すと手からポロっと落ちコロコロ逃げてく。


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