復讐の舞姫
prologue▷▷
血の臭いと共に暗闇の中 、
私の全てだった人が
最期に残してくれた言葉 。
「 せ … つな … お前はお前らしく … いて … くれ …… よ 。しあわ … せに … なれよ 。 」
ーー 私はこの日を境に感情を無くして、人に心を開くことができなくなった 。
そして 、この日から私は復讐の為だけに生きると決めたんだ 。
…… お兄ちゃんと私自身のために 。
そして私の復讐とは -ー
” 全国 No. 1 の族 、天晃を潰すこと ”
私からお兄ちゃんを奪い 、私を狂わせた元凶 。そんなやつらに復讐するために 私は男になる 。
ーー さぁ 、ショータイムのはじまりよ
必ず潰してあげるわ 。