婚約者は先生でした。

ああ。バカみたい。

そうじゃん、好きで結婚しているわけじゃないんじゃん。


烈との時間が楽しくてわすれていた。


これから一人か。


まあ、いつものことだからいいっか。



「ーーおい、きいているのか?」

「あ、すみません、なに?」

「ったく、浮気親にはばれない程度にな。」
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