【短】君の瞳に恋してる!!
『どっどうしましょ…』
体育館には誰も居ないし…
私の声じゃ大声出しても聞こえないよね…
あぁ…
私ってホントにマヌケ…
『誰か助けに来てよぉ~…』
『お呼びかい?
お姫様』
えっ…
『りゅうや君…』
りゅうや君はニコッと微笑んだ。
『りゅうや君…今の登場の仕方カッコ悪かったよ…』
『またまた。ホントは来てくれて嬉しかったんだろう?』
この人は私の心の中が読めるわけ?
『捻挫かな? 立てないんだろう?』
『うん…』
『じゃあ…』
―ひょい
『なっ…///』
りゅうや君は私をお姫様だっこする。