【短】君の瞳に恋してる!!
『大丈夫、気にしないで…私1人でも帰れるよ…』
『ゴメンよ? じゃあ…』
りゅうや君は教室から出ていった。
今日は一緒に帰れないのか―…
何か寂しいな……
『あれっ? ゆうな、もう咲山くんと話は済んだ?』
『ゆうか…』
ゆうかが ひょこっと顔を出す。
『あの…私、ゆうかに話があるの…』
私は、ゆうかには りゅうや君へのホントの思いを言うことにした。
『私はね…やっぱり…りゅうや君が好きみたい…』
『そっか…』
ゆうかは優しく微笑んだ。
『よく言えました♪』なんて頭を撫でてくるし…
『ゆうな、頑張れ! 私応援するから!』
『ゆうか…ありがとう』
ゆうかが友達でホントに良かった…