【短】君の瞳に恋してる!!




『何すんの離れてっ!!』


『じゃあ…一緒に帰ろうじゃないか』



『……うぅ…』




『言っとくけど、ゆうなに拒否権は無いからな、ベイビィ』





…んなっ…





『一緒に帰ろう? ゆうな』




私を抱き締めたまま、耳元で囁く。





『…うん…』


『本当かい?』


『あっアンタが誘ってきたんでしょ!? ウソ言わないわよ!』




『嬉しい…』





りゅうや君は抱き締めていた手を離してくれた。





りゅうや君の顔を見ると、ほんのり赤くて嬉しそうな表情をしていた。





私も少し微笑んだ。







『じゃあ…ゆうな、行こうか』


『うん…』





何でだろうなぁ…



りゅうや君と居るとペースを崩される…



でも…嫌じゃない私が居る。



何だろう…この気持ち…





< 8 / 32 >

この作品をシェア

pagetop