偽人〜消えるのはもう一人の自分か、それとも…〜

始まり

ある日の朝…。

「おはよー四葉ちゃん。」

「あ、おはよー桃奈ちゃん。」

私の名前は松井 桃奈（マツイ モモナ）。よろしくね！

今日も楽しくなりそう♪と思っていると、

「松井。話決めた？」

「えっ。あー、う、ううん。」

そうだった！

図書委員は怖い話を一つ次の図書委員の時に持っていかないといけないん
だった。

「そうか。じゃあこの学校の七不思議調査したら。」

「えっ、この学校に七不思議なんてあるのー！？」

「あるんだ。すでに3人が行方不明になっているという噂もあった。」

すると、そこにいきなり

「3人もいなくなる？そんな事あるわけないじゃないの。」

「そうなの？」

「いや、そいつは役に立ちませんよ。そいつは見たままのただの頭の悪い強気なバカ女ですから。」

沈黙・・・

次の瞬間