絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上

「もう絶対死のうなんて思うな！絶対だぞ！？つらくなったら俺を頼れ！俺を使ってくれてかまわないから…！生きてくれ…それだけは…約束してくれ…。」


「…でも…もうきついんだよ……生きるの…疲れたよ……もう…生きてたって…」


「未来に何があるかなんて誰もわからない…でもだからこそ、みんな明日に向かって生きるんだ…。お前の未来が明るかったら…？それでもお前は生きたくないのか…？」


「でも…それは確実じゃない…」


「だからこそ…未来を信じて、生きてほしいんだ…。みんな…同じなんだよ…。お前は異常なんかじゃない…みんな同じなんだ。」


「先生……」


「だから、生きてくれ……お前に死なれたら…俺もつらい……死ぬほどつらいんだぞ…。」


先生……が、つらくなるの？


それは…いや。


絶対いやだ…。