絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
『そうしてほしければ、俺の言うことをしっかり聞くんだな……。もし母さんに子供ができなかったら、最悪お前を跡継ぎにするからな…』


僕は…何?


人形…?ロボット…?


お父さん達に都合の良い…ロボット?


「…わかったっ…。その時はっ…跡継ぎするよ…。だから…先生は…」


『早く帰ってこい。』

ブチッ…。


ツーッ…ツーッ…。


「うぅうっ…うっ…!」


先生のソファーで、泣いた。


いつの間にか、眠っていた。


起きたら先生が帰ってきていて、驚いた。


先生……本当に僕の


未来は…明るいかなぁ?


信じていいの……?


明るく…なるのかなぁ…?

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