絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
ねぇ……先生。


先生は、いつでも電話していいって言ったけど


先生が疲れてる時にかけたくないよ。


先生の疲れにはなりたくないよ。


その時、先生が彼女と一緒にいたら?


あのキレイな人と…。


僕ね…先生がオムライスの作り方、教えてくれて


作ってあげたかったんだ…。


今度は僕が…


先生にオムライス


作ってあげたかった…。


でもきっとそれは


彼女さんの役目。


僕なんかが作ったって、意味はない。


先生………。


諦めなきゃって思ってるのに…


どんどん好きになっちゃうよ…。


もう溢れるくらい好きなのに


もっと好きになる…。


好きに限界はないの…?


ねぇ先生……


先生は彼女さんのこと


僕が先生を思ってるくらい


好き……?


もしかしたら、それ以上…?


先生を…


愛したかった……。


先生に…


愛されたかった……。






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