絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
僕の体は成長して

どんどん男の体になった。


それがすごく嫌で嫌で、
たまらなかった。







自分の体に違和感があった。

自分の体を見るのが、嫌だった。


体を洗う時は、目をつぶって洗うようにした。




小便する時は、便座に座ってするし、誰もいない時にしか、絶対にしない。





着替えの時は、脱ぐのが恥ずかしくて、トイレの個室で着替えるようにした。






水泳の授業は、1日もでたことはない。

オール見学。






今でも変わらない。
こんな生活は、つらい。

きつくてたまらなかった。
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