絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
ボーッとしていると、隣のブランコが揺れる音がした。


子供でも乗ったのかな…?


隣を見てみると、そこに乗っていたのは、子供じゃなかった。


「…なんでここにいるの?」

驚くより、頭の中は疑問符だらけだった。


「この公園、スーパーの帰り道に通るから。」


勢いはつけず、軽く揺れるそのブランコに乗っていたのは……。


「……先生。」


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