絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
帰りのSHRが終わって帰ろうとした時に、教卓に学級日誌があるのを気づいた。


先生忘れていったんだ…。


持っていこうかな…職員室。


「失礼します…」


川上先生は向かい側の席の数学の女の先生と喋っていた。


数学の先生は、川上先生と同じくらいの歳で、男子生徒から割と人気がある。


確か名前は小島…。


何喋ってんだろ…楽しそう。


ていうかあの先生…。


川上先生のこと好きだ…。


すぐわかるね…好きな人に対する熱視線。


どうしよう…行くに行けない。





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