絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
――ぱんっ。


僕の撃った弾は、プーさんの左上を惜しくもなく通過した。


井上も同じく、狙っていたものを取れなかったみたいだ。


「…もっかいやろー…。」

どうしてもあのプーさんが欲しかった。


――結局この後、五回チャレンジしたが、プーさんの隣のお菓子しか取れなかった。


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