絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
もう戻れない
俊…確かに俊だった。
でもその顔は僕の知ってる俊の顔じゃなかった。
僕を軽蔑するような目で見ていた。
「気をつけろよ」
そう冷たく言い放つと、俊は階段を上っていった。
「…どうして?」
俊は足を止めた。だけど振り向かなかった。
「どうして僕達っ…こうなったの?僕達…友達じゃなかったの…?」
でもその顔は僕の知ってる俊の顔じゃなかった。
僕を軽蔑するような目で見ていた。
「気をつけろよ」
そう冷たく言い放つと、俊は階段を上っていった。
「…どうして?」
俊は足を止めた。だけど振り向かなかった。
「どうして僕達っ…こうなったの?僕達…友達じゃなかったの…?」