絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「え?」


「自分のクラスの出来を見たいんですけど、私お化け屋敷とか苦手で…。」


まぁいいかな…。


「いいですよ。でも俺の方が怖がるかもしれませんよ〜」


その時だった。


俺達の横を誰かが走っていった。


その後ろ姿は、紛れもなく一瀬。


会話を聞かれていたかな?


別に聞かれてもいい内容のはず…。


でも何故だかわからないが、聞かれたくなかった。


…一瀬だから?
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