絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「俺、今まで通り生徒の一瀬と接するから…。頼むから避けないでくれよ」


「うん…ありがとう先生。僕ちょっとだけ…前に進めた気がするよ…」


告白してよかった。


ちょっとだけじゃない。大きな進歩。


「さよなら…」


先生は笑顔で手を振って、さよならをしてくれた。


でも僕はこの恋に、本当にさよならすることができるんだろうか…。


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