絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
文化祭が始まると同時に、あっという間に学校は人で溢れていた。


僕達のクラス『メイド喫茶』にも、客がたくさん入ってきた。


「うわぁすげー!!マジでメイドがいる!」


「あの子かわいい!」


僕達は、すごく恥ずかしい思いをしながらも、笑顔を作って「おかえりなさいませ、ご主人様」と言った。


その瞬間、客はますます興奮して、声をあげた。


次から次へと注文がわいた。


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