絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「ちょっと考え事してて…」


そう言って、小島先生から逃げるように向かった先は、屋上。


今の時間帯は授業中だから誰もいない。


「はぁ…」


ため息が漏れる。


最近ふとした時についてしまう。


「…桜井」


空を見上げると、綺麗な青色だった。


桜井は空をよく絵に描いてたな…。




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