絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
―え…?

ドクッ、ドクッ、ドクッ…

先生は表情を変えない。


「ないっ…よ!悩みなんかっ…あえていうなら、成績が上がらないことかなぁ〜!」

精一杯笑って言っても、先生は表情を変えなかった。
なんだか、すべて見透かされてるような気がした。





耐えきれず、先生から目を背けた。
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