絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「個人面談は終わったのか?」

俊達が戻ってきた。

「まぁ、ね。勉強のこととか、クラスのことだよ!」

「ラブラブだったじゃん!」

俊が言った冗談。

冗談ってわかってるのに、

顔が熱くなる。


「一瀬、顔真っ赤〜!!」
藤田がそういうと、みんな爆笑した。



そして、自由時間が終わって、おきまりの校長の長い話を聞いて、遠足は終わりを告げた。


顔のほてりは、いまだにとれていなかった。
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