絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「大丈夫ですっ…いつも心配してくれてありがとう先生っ…。」

泣いてるのがバレないように喋った…つもり。一応。

「…そうか…。明日は来いよ…。待ってるからな、校門で。」

「……はい…。」

そう返事して、受話器を置いた。

急いで部屋に戻って


枕に顔を押しつけて

泣いた。
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