絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
そして、練習は終わって、試合に入る。

「先生〜っ!足ひっぱったらごめんね…。」

「大丈夫!お前思ったよりうまかったよ!ミスしても、俺が全部フォローしてやるよ!」

そう言って、僕の頭をポンって叩いた。



よし…頑張らないと。



試合が始まって、先生がいきなりスマッシュを決めた。


「先生うますぎ〜!」

「俺を誰だと思ってるんだ〜!?」

先生とハイタッチする。


すごく嬉しかった。


試合は結局、僕が出る幕はなく、先生がほとんど決めてくれた。
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