絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「じゃあ、てめぇが代わりをしてくれよ。友達なんだろ?おぼっちゃま君。」


その時、一番近くにいた不良が、僕の腕をつかむ。


振りほどこうとするが、力が強くて、振りほどけない。


そして、一気に五人に囲まれる。


恐怖でいっぱいになる。


必死に抵抗する。


「オレらさぁ、かわいい奴いじめるの大好きなんだよ!さっきまで強がってたのになぁ!」

天道がニヤニヤしながら眺める。


ホントに楽しんでる……。


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