【短編】もしも貴方が
祐司と達也と3人で居ると、歳の話になった。

そういえば達也の歳を知らなかった。


「あっちゃんって、ここ入るまで何してたの?」
祐司が興味津々に聞いてくる。

「高校だよ−?」

2人が黙る。

「え?…夜間とか?」

「…私、現役だよ?」

えぇ−!!
と大きな声を出した2人は目をあわせ、だってだってと言っている。

「年上かタメくらいだと思ってた…」
祐司が少しうなだれる。
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