【短編】もしも貴方が
ま、よく間違えられるし良いんだけど。

「達也は?」

「俺は大学出てるよ−」

だから大丈夫だったのか。
年上で大学も出てるから嫌いなタイプじゃないのか。
なんとなく納得してしまった。


「あっちゃんまだ未成年か−…犯罪じゃん!」
祐司はまだ私の年齢にショックを受けているようだった。
「犯罪じゃないし」
と私と達也は笑った。
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