【短編】もしも貴方が
「美味しい…!」
本当に美味しい
でも正直、あっちゃんのオムライスなら何でも美味しい。
「ありがと」
嬉しそうに、優しく笑う。
「彼氏にも作ってあげてんの?」
「や、外食ばっかり。あんまり会わないし」
あっちゃんが寂しそうに笑うから、俺まで苦しくなってくる。
食器を洗っていると、あっちゃんが手をのばしてきた。
「私洗うし、座ってて」
狭い流しに二人で並ぶから、俺とあっちゃんはすごく密着してる。
「いいから、置いといて、ね?」
あっちゃんが俺を見る。
身長差が20センチほどあるせいか、上目使いで、いつもより女の子らしくて、俺はクラクラしてしまった。
本当に美味しい
でも正直、あっちゃんのオムライスなら何でも美味しい。
「ありがと」
嬉しそうに、優しく笑う。
「彼氏にも作ってあげてんの?」
「や、外食ばっかり。あんまり会わないし」
あっちゃんが寂しそうに笑うから、俺まで苦しくなってくる。
食器を洗っていると、あっちゃんが手をのばしてきた。
「私洗うし、座ってて」
狭い流しに二人で並ぶから、俺とあっちゃんはすごく密着してる。
「いいから、置いといて、ね?」
あっちゃんが俺を見る。
身長差が20センチほどあるせいか、上目使いで、いつもより女の子らしくて、俺はクラクラしてしまった。