【短編】もしも貴方が

4月【達也】

祐司を探して居たら、教室で誰かと話していた。

確か、最近祐司が仲の良い先輩だ。

俺は知らないフリをして教室に入る。あまりにもその先輩は俺をニラむように見てくるので、仕方なく挨拶した。


なのに


愛想笑いでかわされる。
少しタチの悪い人だと思った。
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