諦められなくて


高校に入学して2年。

自宅から少し遠目の高校に通い始めた私はバス通学をしていた。

入学式から3日後のある日、
私が乗ってから5分後にあるバス停で乗ってきた、一人の男の子。

服装から私と同じ学校であること、ネクタイの色から私の1つ上の先輩であることがわかった。

私は、一瞬で恋に落ちた―――

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