最後のLoveletter
恋人
ー2年前ー
「好きだな。日坂のこと。」
思えばとてもロマンチックな光景では
無かったとおもう。
テニスの申し子と言われたこの僕が全国大会の決勝戦で負けた時の事だ。
高校最後の夏の大会だった。
そんな時テニス部のマネージャーだった、
日坂 こと 日坂 那桜(ヒサカ ナオ)
が僕の横に来て 落ち込む僕に慰めの
言葉をかけるでもなくただ、ずっと隣に居てくれたのだ。
そして、最後にこう言った
「"負け=弱い" じゃ無いとおもうな。
私は、"諦める=弱い"だとおもう。
だから弱虫になりたくないんなら笑顔で
楽しんで思いっきり 堂々と
...........................泣かなきゃ。」
驚いた [泣くなんて]と思いこませて
泣くまいと意地を張ってた心の核心を
見事につかれたのだ。
その時僕は彼女に墜ちた。
そして、言ったのだ。「好きだな。日坂の事」 と。
不意に口をついて出た言葉だったので
焦ってしまった。
彼女が嫌がるのでは無いのかと....。
恐る恐る彼女の方を向くと........ッ!!
そう、顔を真っ赤にして照れていたのだ。
可愛いと、素直におもった。
ヤバイ本気で好きになってしまったみたいだ。
「ねぇ、本気で好きになったんだけど。日坂はどうなの?俺の事好き?」
思い返せば我ながらすごい爆弾発言をしたと思う。
「......え、と.............うん。」
口角が上がり顔がにやけるのがわかった。
「じゃあ、俺達付きあおう。」
結構軽いノリみたいに言ったけどだいぶ本気だったんだ。
「じゃないな。....日坂。俺は、お前の事が
好きです。俺と付け合ってくれませんか?」
改めて言い直した。
「はい!喜んで。」
こうして俺と日坂は晴れて恋人になった。
「好きだな。日坂のこと。」
思えばとてもロマンチックな光景では
無かったとおもう。
テニスの申し子と言われたこの僕が全国大会の決勝戦で負けた時の事だ。
高校最後の夏の大会だった。
そんな時テニス部のマネージャーだった、
日坂 こと 日坂 那桜(ヒサカ ナオ)
が僕の横に来て 落ち込む僕に慰めの
言葉をかけるでもなくただ、ずっと隣に居てくれたのだ。
そして、最後にこう言った
「"負け=弱い" じゃ無いとおもうな。
私は、"諦める=弱い"だとおもう。
だから弱虫になりたくないんなら笑顔で
楽しんで思いっきり 堂々と
...........................泣かなきゃ。」
驚いた [泣くなんて]と思いこませて
泣くまいと意地を張ってた心の核心を
見事につかれたのだ。
その時僕は彼女に墜ちた。
そして、言ったのだ。「好きだな。日坂の事」 と。
不意に口をついて出た言葉だったので
焦ってしまった。
彼女が嫌がるのでは無いのかと....。
恐る恐る彼女の方を向くと........ッ!!
そう、顔を真っ赤にして照れていたのだ。
可愛いと、素直におもった。
ヤバイ本気で好きになってしまったみたいだ。
「ねぇ、本気で好きになったんだけど。日坂はどうなの?俺の事好き?」
思い返せば我ながらすごい爆弾発言をしたと思う。
「......え、と.............うん。」
口角が上がり顔がにやけるのがわかった。
「じゃあ、俺達付きあおう。」
結構軽いノリみたいに言ったけどだいぶ本気だったんだ。
「じゃないな。....日坂。俺は、お前の事が
好きです。俺と付け合ってくれませんか?」
改めて言い直した。
「はい!喜んで。」
こうして俺と日坂は晴れて恋人になった。