君の声
泣きたくなった


「ん…」

肩を揺らされて目を開けた。
お風呂上がりの宮村が頬を膨らませている。

「……あぁ」

ベッドをポンと叩くとそれが合図。
宮村は嬉しそうに布団に潜り込んできた。

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