君の声


「それなら私…宮村といるの、やめます」

「えっ?」

「私はあいつの枷になるために一緒にいるわけじゃないですから。
邪魔だって言うなら、喜んで離れます」

アイスカフェラテを啜る。飲み干した。


< 30 / 50 >

この作品をシェア

pagetop