貴方に私は見えていますか
「まなーっごめん!ほんとごめん!今日たけととデートだから一緒に変えれない!ごめんごめんほんとごめん!」



たけと…?あぁ、あんたの彼氏ね



「いいよ、リア充しておいで」



若干面倒くさかったので適当に返事を済ませた



もちろんありさが居ないと一緒に帰る人はいないわけで、一人で帰ろうとした



下駄箱までいくのすら面倒くさいが



ふらふら歩いてった



コンコンコンコン



一つ一つゆっくりふらふらと階段を降りていく



最後の3つ



残りの3段



わずか3段




ヒャアッ!!!!!!




ふらふら無気力で降りていたせいか、のこり3段のところで足に足を引っ掻けてこけた



床に顔をぶつけて痛












くない










あれ








床じゃない









これは








人、、、?









支えてくれたの??









上に被さってるし、、すみません!







「ごめんなさい!」


ふと顔をあげて被さった人の顔を確認する












そう












神崎だった
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