イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「_______ッ____」



その言葉を発された瞬間、冷たかった俺の全身がだんだんと熱くなっていった。



多分顔も熱い。それに赤くなっているだろう。



これ以上、俺は瑞樹の顔が恥ずかしくて見れなくなった。


こんな赤い顔見られたくない。



「い、行くか」


俺はわざとらしく前を向き、少し汗ばんだ手で瑞樹の肩を持って、ゆっくりと歩き出した。


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