イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
そのあと俺たちは間に休憩を何回か挟んで、着々と前に歩いて行った。



「あ、あれ…」


瑞樹は俺が掴んでない方の手を少し斜め下に向け指をさした。


その方面には、木の建物やらバスやらが小さく見える。


「五合目のバス乗り場…」


俺はそれを見て瑞樹に向けて微笑む。



「ああ、そうだな。

あともう少しだ。頑張るぞ」



「うん!」
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