イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
**No side**



歩いて行くと、遥たちが乗ってきたバスが見えてきた。



その隣には________________


大きく遥たちに手を振っている翡翠たちの姿が。



「翡翠っっ!!マリアちゃん!!」


遥はガラガラになって声をなんとか振り絞った。


その瞬間、翡翠は走り出し、遥と瑞樹に抱きついた。



「遥っ…瑞樹ちゃん…!

無事でよかった…!」



翡翠の頬には涙がつたっていた。


「…おまえも…翡翠も無事でよかった…」


(やばい____俺も泣きそう______。


もうダメかと思ったけど…無事に会えて良かった_____。)


遥は目に涙を浮かべながら、微笑んだ。


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