イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「んで、マリアちゃんどうしたんだ?」
俺は瑞樹の隣の席であろう机から椅子を出した。
続けて翡翠も、マリアちゃんの隣の席の机から椅子を出した。
「ほら、もうすぐ夏休みじゃん?
だからさ4人でどこか行きたいな、と思って! さっき瑞樹と話してたんだ!」
なるほど…何も予定入ってない俺からしては凄く嬉しいことだな…。
「お、いいね! 俺夏休みめっちゃ暇だからいつでも空いてるぜ!」
やっぱり翡翠も夏休みの予定は空白だったのか…。