イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「瑞樹も早いね」


瑞樹は少し俯き、笑顔になった。



「今日がすごく楽しみで…」


その無邪気に笑う瑞樹に俺は朝からドキドキしていた。



「そ、そう」



朝から心臓が壊れそうになるなんて…寿命が縮むんじゃないか…?



「おーーい!!」



俺の背後からマリアちゃんの声が聞こえた。



「2人とも早いな」


あれ、翡翠も一緒だ。


ということは…集合時間10分前には全員揃ったわけか…。


集合時間前に来たのはよろしい。

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