イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「え、マ、マリア…」


「本当か⁉︎」



「うん、2人より4人の方が楽しいじゃない!」

まさかの展開に、俺は逃げたい気分になっていた。

このままでは俺も巻き込まれ_____


「おい! 遥! 一緒に食べてくれるってさ!!」


あ…遅かった…。


俺は渋々そっぽ向いてたのを戻し、女の子の方に顔を向けた。


「…あ、あの…初めまして…私は柳川瑞樹っていいます…よろしくお願いします」


瑞樹と名乗る子は初対面の俺に向かって自己紹介をした。


そして、少しほほえ…


「…ッ…⁉︎」


ほんのりと顔を赤めてながら微笑む少女。

俺はなぜかそれにドキドキが止まらなくなっていた。


【絶対瞬殺だと思うぞー?】

翡翠の言うとおり…これは瞬殺だった。
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