イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
バスから降りた私は周りを見渡してみた。


雲のせいか周りは霧がかかっていて、幻想的な雰囲気だった。


その雰囲気にすこし私は上機嫌になっていたが…



「眠い…」



マリアはさっきまで寝ていたから、完全にoffモードに入っているみたいだった。





「さてみなさーん、班ごとに並んでくださーい!」


石井先生の野太い声が周りに響き渡る。

私とマリアは急いで並び、リュックを背負い直した。


「並びましたねー? それでは出発しまーす!」



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