イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
すると、目の前に木で作られた小さな宿が見えてきた。


そして少し歩き、八合目、と書かれた看板を通り過ぎた。


「つ、着いた…」


翡翠は足をガクンと落とし、その場に座り込んだ。


「お疲れ、翡翠」


息が荒かった俺は近くにあったベンチに座り、呼吸を整える。



その時、2人に近づく影が2つあった。


「お疲れー2人とも」

そう言って1人の少女が笑顔を見せる。


「マリア…お疲れ」

翡翠はどこか安心した笑顔を見せ、立ち上がった。




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