イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「私飲み物買ってくるけど…遥くん何か飲む?」


「あ、いや…俺も行くよ。
1人じゃ危ないし…」



「大丈夫、大丈夫、すぐそこの自動販売機に行くだけだから」


そう言われ、俺は少し考えてから、


「じゃあレモンティーにしようかな」


「分かった、すぐ買ってくるね」


瑞樹は笑顔を見せ、走って自動販売機まで向かったが、霧が深すぎてその姿は一瞬で見えなくなってしまった。



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