イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
今の声は…翡翠?


ってことは…



「お疲れー2人とも」


看板に寄りかかっていたマリアは翡翠に近寄っていった。


当の遥くんは近くにあるベンチに座っていた。


私は勇気を振り絞って、遥くんの隣に座った。


「遥くん、お疲れ様…」


「瑞樹ちゃんも…お疲れ」


と、遥くんは息絶え絶えながら笑顔を見せた。


深い霧であったが、今の距離だったら相手の顔をはっきりと見ることができた。








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