イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
「翡翠、ちょっと瑞樹ちゃん捜してくるわ」



「おう、分かった」


マリアちゃんと楽しく話していた翡翠は、完全に五合目の時の気持ち悪いくらいの笑顔に戻っていた。


それに俺は少しホッとし、瑞樹ちゃんを捜しはじめた。


どこにいるのだろうか______

何だかさっきより霧が深くなった気がする。

周りも見えづらく、足元も見えない状態だ。

「少し気をつけて歩かないとな…」



慎重に足元や周りを見て色々なところを捜した。

そこに_______
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