イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。
その時、かすかに女の子の笑い声が聞こえてきた。


「誰かいるのか?」



俺は声がした方に歩き出し、広い屋上の奥の方に2人の人影が見えた。


遠くてよく見えないが、黒のロングヘアーの女の子と、茶髪のショートヘアーの女の子がいるようだ。


「遥、どうした?」


翡翠は俺の方に歩み寄り、俺と同じ方向に目を向けた。
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